ガス器具のお手入れ
ガスコンロ いつもピカピカ大作戦!
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お手入れを始める前に必ずガスの元栓を閉め、コンロが冷めていることを確認しましょう。
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洗剤の中には、混ぜると有毒ガスを発生したり、効果が減少するものも。洗剤の説明書を良く読んで正しく使いましょう。
■塩素系漂白剤+酸性洗剤
→塩素ガスが発生で危険■アルカリ性洗剤+酸性洗剤
→中和作用で効果が半減 -
洗剤による手荒れを防ぐためにも、お掃除の際には手袋を使いましょう。細かいところや見えにくいところをお手入れする場合も安全です。
グリルととびらのお手入れ
■取り外し方
押さえバネを矢印の方向に下げる。
■取り付け方
(1)水入れ皿受けのツメ2ケ所をグリルとびらの角穴にはめ込む。
■取り付け方
(2)矢印の方向に回転させ押さえバネを水入れ皿にはめ込む。
温度センサーのお手入れ
温度センサーの頭部についた煮汁やゴミは水に浸し、片手を添え、水を固く絞った布で頭部と側部の汚れを拭き取ってください。
バナーキャップ、バナー本体のお手入れ
バーナー本体の炎口の目づまりや汚れは、不完全燃焼や点火不良の原因となります。歯ブラシや針金などで目づまりを取り除いてください。
表面は台所用中性洗剤と水を含ませた柔らかい布などで拭き取るか、水洗いをします。
表面の黒色塗装がはがれた場合、そのまま使用しても問題はありません。水洗いをした後は、水気を充分に切ってからセットしてください。
立消え安全装置、点火プラグのお手入れ
汚れがこびりついている場合は、柔らかい歯ブラシや布などで拭き取ってください。
頑固な汚れを取るには
重曹を溶かした水(水1リットルに大さじ1杯)または40℃程度の湯に、1時間程度つけ置きした後汚れを落とします。
そのまま30分ほど煮込むと汚れを落としやすくなります。弱アルカリ性洗剤・歯磨き粉・クリームクレンザーを、くしゃくしゃに丸めたラップ、歯ブラシにつけて、円を描くようにこすって汚れを落とします。弱アルカリ性洗剤をまんべんなく汚れにかけて、しばらく(5分程度)放置するのも効果的です。
弱アルカリ性の酵素系漂白剤を選びます(絶対に塩素系漂白剤を使わないでください)。酵素系漂白剤の説明に従い、適量を溶かした水または40℃程度の湯に、1時間程度つけ置きした後、汚れを落とします。
【ご注意ください】これらは、基本的には使っていけないもので、表面に傷がついたり、変色・変質することがあります。目立たない部分で試してからお使いください。また、洗い終わったものは、水気をしっかり拭き取ってからご使用ください。
◎ワンポイントアドバイス【汚れがひどい場合は湿布方で】
台所用中性洗剤を混ぜた水を含ませたキッチンペーパーなどで、汚れた部分を湿らせてしばらく置いておきます。
汚れが浮いてきたら、やわらかい布やスポンジで拭き取ります。
ガラストッププレートのお手入れ
■頑固な汚れの場合
ガラストップ専用クリーナーを汚れになじませ、スクレーパーの刃先を30度でガラス面にあて、スクレーパーで削り取ります。
汚れが取れたら、柔らかい布で仕上げ拭きをしてください。
■軽い汚れの場合
台所用中性洗剤を混ぜた水を含ませた柔らかい布やスポンジで拭き取ります。または、ラップをくしゃくしゃにしたものにガラストップ専用クリーナーやクリームクレンザーを適量塗り、くるくるこすります。
汚れが取れたら、柔らかい布で仕上げ拭きをしてください。
※ガラストップ専用のクリーナーやスクレーパーは、ホームセンターなどでお買い求めください。
お手入れに便利な道具(いらなくなった日用品など)
●ストッキング | スポンジよりもこする力が強いので、油汚れを洗剤で浮かせてからこするときに便利。 |
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●ボロ布 | クリーナーを使うときなどに便利。Tシャツ、ワイシャツ、肌着など、古くなった衣類は適当な大きさに切ってストック。 |
●古歯ブラシ | 五徳や受け皿など、細かい部分の汚れ落としに最適。 |
●割り箸・竹箸・ヘラ | こびりついた汚れをこすり落とすのに便利。アイスクリームのヘラや不用になったクレジットカードもOK。 |