天然ガスとは
天然ガスの主成分
天然ガスはメタンCH4を主成分とする天然に産する可燃性のガスです。
LNG(Liquefied Natural Gas)は、天然ガスを冷却した無色透明の液体です。天然ガスは、大気圧下でマイナス162℃まで冷却すると液体になり、体積が気体のときの600分の1になります。この特性を利用して、LNGタンカーで大量の天然ガスを輸送することができます。
天然ガスの環境性
古川ガスの天然ガス産出地
天然ガスは、燃焼時に、地球の温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)や光化学スモッグなどの原因となる窒素酸化物(NOx)の排出量が少なく、また大気汚染や酸性雨の原因となる硫黄酸化物(SOx)は排出しません。だから地球にやさしいのです。天然ガスは、世界中に広く分布し、埋蔵量が豊富でその上新しいガス田が次々に発見されています。
古川ガスの天然ガスは、マレーシアの ビンツルからやってきます。 ビンツルから仙台までは、約5200km。マレーシアの小型タンカー(アマンセンダイ)で仙台市ガス局港工場に着いた液化天然ガスは、タンクローリーで古川ガスに届けられます。